• BEAUTY

HELLO BEAUTIFUL

Mon amour,
Autumn new cosmetics.

窓を開けると、ふと心地いい風が部屋に訪れる夜があります。素肌の季節が終わりに近づき、メイクアップが恋しくなってきました。

「レ キャトル オンブル ツイード」各¥11,880*9月9日限定発売 (シャネル/シャネル カスタマーケア)モデル使用色は写真右下の「03 ツイード フォーヴ」

1920年代、ガブリエル シャネルは初めてツイードのコレクションを発表し、女性のワードローブに新しい風を吹き込みました。気取らないナチュラルな雰囲気とエレガントな魅力を兼ね備えたメゾンのアイコンは、約100年の時を重ねてなお、ヴィルジニー ヴィアールの現代的なクリエイティヴによって’22-’23AWのランウェイを彩ったのです。そして、この秋は<シャネル>を代表するアイシャドウ「レ キャトル オンブル」も、ツイードを纏っています。よく見てみてください。ケースだけでなく、4色の表面もツイーディ。ツイード生地に織り込まれた糸のように、光の加減によってゴールドやサテンなど、繊細な輝きを放ちます。

下まぶたの際に赤みのあるブリックオレンジ(パレット左上)をラインのようにのせて……
上まぶたはつやめくアンバリーゴールド(パレット右上)をポン、ポン。色味はほぼ意識せず、質感だけ感じさせるイメージで。
落ち葉のようなあたたかみを目元に、いかがですか。
「エルメジスティブル」各¥6,380*9月21日発売、一部店舗にて9月14日より先行発売(エルメス/エルメスジャポン)モデル使用色は写真一番左の「01 ベージュ・サポティーユ」

およそ2年半前、2020年春にビューティ部門の誕生を告げた口紅「ルージュ・エルメス」姉さんたちの妹分のような無邪気さで、2022年秋、リップオイル「エルメジスティブル」が賑やかにデビューします。ジューシーな6色それぞれに、6つの香り。香りの成分として貴重な原料であるサンダルウッドをすべてに配合していて、フルーティな香調と絶妙なバランスを醸しています。また、天然由来成分を97%配合したオイル状のテクスチャーが、唇に潤いを与えながら保護してくれます。その艶めきを表現したようなガラスの小瓶にキュートに並ぶアルファベットが新鮮な一方で、真っ白なキャップの上にはオーセンティックな”H”の刻印も、健在です。

オイルとはいえ薄い色味やクリーミーな質感もしっかり出ます。「ベージュ・サポティーユ」は南国育ちのフルーツサポティーユ(ルクマの実)のまろやかなキャラメルのような果肉の味わい。
夏の間ほんのり日焼けした肌にハウンドトゥースチェックのジレ、オレンジベージュに艶めくリップ。
出先でも簡単に、生まれたての唇にリフレッシュできます。左手に持ったラウンド型のコンパクト フェイスパウダー「エルメス プラン エア プードル エクラ グロー」¥11,990(エルメス/エルメスジャポン)
フレーバーリップバーム各¥6,490(バイレード/エドストローム オフィス)

まず目を惹くのは<バイレード>らしい曲線的なメタルパッケージ。使うたび、カチッという音が鳴ります。このクールなデザインとリンクするフレーバーは、メタルブルーが、カモミールとベルガモットの温かみのあるブレンド「カモミーユ ダンジュ」。メタルグリーンが、モロッコティーにミント風味を加えた「テ・ア・ラ・マン ト ダガディール」。メタルピンクが、ライムとベルガモットの爽やかな「ベルガモット ドゥ バイーア」。ヒマシ油、ホホバ種子油、シアバター、コメヌカロウ、カルナウバロウなど、100%天然由来でヴィーガンの原料を配合しています。外因性ホルモン様物質や残留農薬を含まず、非遺伝子組み換えかつグルテンフリー。そう、エシカルで洗練された、2022年のリップバームです。

マットで透明なので、口紅を重ねても滑らずしっかり発色してくれるはずです。
ナチュラルな成分と美味しいフレーバーは、口に入っても安心、安全。左手に持ったオイスター型のゴールドのコンパクト「アイシャドウ5カラーズ ディスコ」¥9,790(バイレード/エドストローム オフィス)
少しずつ、新しいシーズンへと移ってゆきます。

エドストローム オフィス 03-6427-5901
エルメスジャポン 03-3569-3300
シャネル カスタマーケア 0120-525-519

Photographed by Masahiro Sambe
Hair&make-up by Hiroko Ishikawa
Model by Cris Hermmann
Edited by Saya Kawada (Town)