夏が好きと言ってみたい。
汗をかくこと、きもちよく散歩ができないこと、すぐ気が散ってしまうこと、その他たくさんの理由で夏が早く終わってほしいと思ってしまう。
それでも夏の代え難い煌めきや気持ちのよさはある。
夏に聞く音楽や、夜道を歩いた後のシャワー、見かけるとすぐ買ってしまう真っ赤なスイカ
人々が共通に夏だなと感じ瞬間がたくさんあることはロマンチックだと思う。
涼しい室内から夏を見ていたいなあといつも思う。
夏を見る、、、?となるが、夏を、見ていたい。
眩しいものは少し離れたところで見つめているくらいがいい。
そんな夏は「ベローチェ」があるとすぐに駆け込んでしまう。
アイスルイボスミントティーのために駆け込む。
ミルクを入れたミントティーが好きなので、フロートにするとちょうど良い甘さのミルクティーになる。
今月引越しをする。
新居のそばに「ベローチェ」がある。
ここ数日涼しくなってきて、夏が終わろうとしている。
今も、何もない新居でガスの立ち会いを待ちながらクーラーを付けずにこのテキストを打っている。
来年の夏は近所のベローチェでミントティーフロートを飲みながら、暑そうだけど眩しいくらい輝いてる夏を見ていたい。
Photographed & Written by Masumi Ishida / Photographer