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TIMELESS -SHORTS-

梅雨が明けて夏本番、というところでショーツ界隈が俄然賑わいを見せる。短ければいいというものではない。もう暑いからTシャツに短パンでいいか、というマインドでは乗り切れない奥深さがショーツにはある。

日焼けした肌とさりげない腕まくりが小慣れた印象を付ける。

トラッドなチノショーツは老若男女に相応しい。JFKは風通しのいいシャツと合わせる。ジャストサイズではなく肌とシャツの間には適度な空間が必要な夏。

J.F.KennedyとJacquelineともにシャツをインして爽やか。

シャツをインすると印象が変わる。するのか、しないのか、自身に問われている。さあ、どうする。さらに波に濡れたショーツの裾が夏の素晴らしさを教えてくれる。

トム・ハンクスもチノショーツ。白Tにネイビーのスウェットという最高に日常の着こなしがカッコいい。

首から下げたサングラスも真似したい。
ハンチングを後ろに被り、ウエストにはバイクのキーチェーンを巻いたJFK Jr.。

同じくチノショーツ。ポロシャツと合わせて。鍛え上げられた身体がスタイリングにクラス感を与えることは分かってはいる。

合わせたサンダルも夏らしい。
イヤリングとブレスレットも素敵。さらにヘアスタイルで印象は大きく変わる。

C.Z.Guestのはショーツスタイルもシック。ハンドバッグにローファーを合わせるとお出掛けに相応しい装いとなる。さらにエアコンの効いた室内用にセーターは必須だろう。

夏もピークとなればサングラスにサンダルと変化。
シカゴからニューヨークへのドライブウェイ、ダイナーで腹ごなしをした後のサリー。ハイウエストでベルトマークし、さらにハイソックス。

秋の気配を少しでも感じたら、ショーツにセーターという短くて儚いスタイルの到来。映画『When Harry Met Sally』の出会いのシーン、サリー(メグ・ライアン)のスタイルがそれである。

イエローのB.D.シャツにチャンキーなネイビーカーディガン。オーダーが細かいのがサリー。
そのチャーミングさはハリーも認めることとなる。
車とのコーディネイトも。

Have a great summer.

Written by Naoko Kato (Town)