というわけでAWW BEST BUYを発表します。
2025年もどうぞよろしくお願いします!
コレクションで見た瞬間に欲しいと思って以来オーバル型を猛リサーチした。でもこの子のことが忘れられず、春を控えた時季に購入。うっすらレンズに色がついているからと、サングラス気分で気楽に愛用中。
ブルックリンに11月にオープンしたヴィンテージショップ『SORBARA‘S』の前身、『Chickee‘s Vintage』のメンズストアで購入した<ジョルジオ アルマーニ>のポロカラーセーター。L’APÉRO JOURNAL ISSUE 2のVネックセーターページに影響を受け、淡いグリーンのポロカラーをVネックのように全開にして着ている。
数年前、雑誌で出合って以来憧れていたアントワープ出身のキム・ミー・ヘイさんのジュエリー。前衛的なベルギーのブランド<FÀP>との共作は、きらりと輝くシャープなハートが耳に浮かぶ。オリジナルより、ちょっとお手頃。キムさんは今やランプや椅子など、ビッグスケールの作品まで作るようになられている。
ステファノ・ピラーティの最新作を<ZARA>で体感できる、悪くない時代に生きている。ジゼル・ブンチェンとスティーブン・マイゼルによる直球キャンペーンにも胸打たれた。
朝顔を洗うときにターバンをするという日常の行為が、Swooshひとつでいきなりスポーティな気配を纏い、ちょっと(だいぶ)疲れた顔もハキハキした表情に見えてくるから不思議。正面にすると出来すぎる感じなので少し斜めにずらして着ける。
伸縮性のあるメッシュが、まるであなたのためのシューズですとばかりにぴたりと沿う。脱ぎ履きに気を遣うジップのない佇まいも凛として気に入った。
ブックフェアが開催されていた5月のロンドンで買った画材屋のトートと鉛筆。1855年からある店舗は格好いい。円安が辛かった2024年だったが、£3のトートには小躍りした。レジ前にあって思わず一緒に購入した6Bの鉛筆も書きやすくて気に入っている。
そのブックフェアで購入したNijel Shafranの最新作、作品というよりか20年にわたるメモ集。好きなフォトグラファーのメモやポラやチケットや伝票や落書きは、見てはいけないような、でも見たいような心がうろうろとする。
ロンドンで滞在していたAirbnbのご近所に“VANS”と目立った看板の店があった。バスやライムで通り過ぎるたびに気になっていたので出国ギリギリに滑り込むと、オールド<バンズ>の山。タイムリミットに急かされつつも、深いグリーンにひかれて即決した。ただならぬコレクションたちにインスタグラムを覗いてみると、実は先輩たちも噂していた名店だった。
タブレット型の歯磨き粉と聞いてはいたが、最初はミントのごとく噛み砕いて食べてしまった。口に含んでブラッシングすると泡立つものと改めて知り、フライトの際に使用すると便利だった。狭い機内で荷物も減るし、作業も少なくて助かる。
90年代後半~00年代初頭にかけて雑誌のために撮られたファッション写真を集めた『SYLVIA』(2022)の別冊で、未公開写真が収録されている。過去のエディトリアルから漏れたカットというのは一編集者としては愛おしく思える。ロンドンのソーホーにある『IDEA』でご本人から購入。なんて書いてあるかわからないけど、“AWW”なサイン付き。
ハワイのハレクラニホテルのギフトショップで売っている洗剤がいい香りだとYouTubeで知り、買いに行った『HAWAIIAN SOAP FACTORY』の粉状の洗剤。洗い上がったTシャツの匂いがめちゃくちゃクラシックな清潔感に溢れて、好きだった。すぐにストックが底を着きそうで、シーツや枕カバーなどを洗うとき限定にしたがもうない。次回行くことがあれば山盛り購入したい。でもちょっと高い。
フランス育ちの友人の勧めで1区のブティックに行くと、たくさんのガールズがカゴいっぱいに買い物していた。人々の手元を覗きながらセラムを買ってみた。規則正しくない日々のせいかこれまで化粧品の効き目をいまいち実感した覚えがないのだが、飲み会だらけのこの年末に肌が荒れてないことに気づいてから、絶大な信頼をおいている。
知らないほうがよかったんじゃないかとも思う。濃くてしっかりコンテチーズ味のする分厚いチップス。お値段的にも塩分的にも贅沢だが全てを超えて美味しい。一瞬近所のスーパーで見かけたときは歓喜と共に恐怖もあったが、最近売り切れが続いていて、ホッとしている。
冬のソウルで出会ったご陽気な名前に惹かれて試してみると、「合ってるね」「らしいね」と一緒にいた友達たち。ゼラニウム、紅茶、ユリ、ネロリ、マンダリンの花…、香り立つ南仏に「これは私の匂い」と悦に入る。AWWで記事にしたこともあるショップオリジナルの<OLFACTIVE PROJECTS>から。
カンボン通りやサントノレ通りをふらついたあと、壁一面の棚にぎっしり積まれた手袋から一つ一つ試着してサイズを選んでもらうのは特別な体験だった。パリの子の冬服が華やかだったことを思い出し黄色に。ラムレザーのくるくるな毛並みがやさしい。なかなか絞れない姿を横目に、デイリー使いの人たちは5分ほどでピックアップしていた。
元気のなくなってきた花や草木の切り端をこの器に移すと、また生まれたてのようなかわいい姿を見せてくれる。<Cecilie Bahnsen>のショールームのディスプレイを参考に、他の一輪挿しとポツポツ並べるのにハマった。
ハードだった中高部活動を共に過ごしたラケットから新調した。<Sud Sud-Ouest> の方にお勧めしてもらったフランス生まれの<テクニファイバー>。面に貼ったストリングスなどを主に作っているブランドで、最近のテニス仲間がこぞって使っている。少々コントロールも求められるようだが長く付き合っていきたい。いまだ壁としか打ち合ってないが。